【お客様からよく頂くご質問】
■例)英語学習にご利用のお客様
Q1「ただでさえ聴き取れない英語をさらに速くしたらぜんぜん理解できないじゃないですか?」
A1「そのとおりです。3倍速で聴いた内容を理解するのはかなり難しいです。」 |
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Q2「速く聴いて正しい発音など身につくのですか?」
A2「残念ながら高速で聴いても正しい発音は身につきません。」
Q3「高速で聴くと英語が喋れるようになるのですか?」
A3「はい。なります。」
Q4「上記の質問の回答と矛盾していませんか?」
いいえそんなことはありません。それでは詳しくご説明致します。
あなたはどうやって日本語を習得しましたか?
もちろん、生まれたての赤ちゃんのころは一切しゃべれません。
では、赤ちゃんはどうやって日本語を身に付けたか?ご存知のように、お母さんが毎日、毎日話し掛け、そのうちに言葉になっていない「声」を出すようになります。
その声が時が経つにつれ段々「言葉」になってきます。
しかし、まだその状態ではその「言葉」が何を意味するのか正確にわかっていません。そこにお母さんが、その「言葉」の意味を指差したり、見せたり、触らせたりし教えると、ほとんどの場合、その瞬間、確実に記憶し次からはその「言葉」の意味を認識するようになります。 |
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(子育ての経験がある方は、思い出して見て下さい。「言葉の音(声)」は繰り返し教えましたが、その「意味」はあまり繰りかえさなかったと思いませんか?) |
今、新しい言語を学ぶのもこれとまったく同じなのです。
まず、音を繰り返し、繰り返し聴き「音」を体(脳)に定着(記憶)させることが一番大切です。
「そんなの分ってるよ〜、それができないの〜」というお声も良く頂きます。
ではどうやって定着させるのか?
ほとんどの方がすでに英語を遅くとも中学校から勉強されてきたと思います。
その勉強方法はまず、アルファベットの書き取りから始まり、アルファベットの読み方、そして「My name is ...」からスペルを学習し、意味を覚え発音をする。 |
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これがあたりまえの勉強方法だと思います。が、この方法は一切忘れて下さい。
「英語はこうやって覚えるもの」というこの勉強方法の習慣が、赤ん坊の頃できていた、言語の身につけ方を妨害しているのです。
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今、勉強しようと思い英語を聞くと「聴き取ろう」「理解しよう」「覚えよう」と思い耳をすますと思います。これが体(脳)に定着しない理由なのです。
この理由を説明するにはまず、「右脳」と「左脳」の違いを知っていただく必要があります。
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大脳生理学上、左脳は理解・数字・理論、右脳は記憶・イメージを司るといわれています。
通常の勉強はまず、左脳で理解・把握し、右脳に記憶をするというステップを踏みます。 |
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しかし、人は全てのものを理解・把握しようとしているわけではありません。
たとえば、スナップ写真を突然一瞬、チラッと見たとします。その直後、どんな写真だったか思い出そうとするとなんとなく思い出せ、漠然とですが「何色の○○があった」思い出すことが出来ます。
しかし、英文がギッシリを書いてある同じサイズの紙にを同じく突然チラッと見せられても何が書いてあったのかサッパリわからないと思います。
これが右脳をつかっているか、左脳をつかっているかの違いなのです。
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現代社会は情報化社会です。多くの情報がパソコンや電子手帳、携帯電話などによりデジタル化されています。
パソコンが詳しい方はすぐわかるかと思いますが、「写真」と「文字」ではどちらが情報量として多いでしょうか?それは「写真」です。
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パソコンのフロッピーディクスに文字だけの書類として保存して、一杯になってしまったという経験はほとんどないと思います。
しかし、写真をフロッピーに保存する時にチョットしか保存できなかった経験はあると思います。近年、高画質化してきたデジカメで取った写真では、もはやフロッピーには写真3枚収まるか収まらないかです。 |
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「写真」の方がそれだけ記憶する量が多いはずなのです。
ではなぜ「写真」は右脳でそのまま記憶し、「言葉・文字」は左脳で理解してから記憶しようとするのでしょうか?これが一番大きな問題「習慣」です。
人は無意識に「脳」を使い分けているのです。これは今まで生きてきた習慣としてあなたの中に確実に刻まれています。これを変えるのに高速音声が有効なのです。 |
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高速音声、その名のとおり通常速度の2倍や3倍といった高速な音声です。ということはもちろん、その「音声(言葉)」に含まれている情報も3倍速で聴けば3倍に、4倍速で聴けば4倍になります。
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その通常の3倍〜4倍の情報をもった音声を聴いてももちろん、理解する事はおろか、聴き取ることすら難しいと思います。
この状態を作り出すことで、左脳の理解超えた情報が右脳に直接流れるようになります。 |
感覚的には音楽を聴くようなものです。
(余談ですが歌って理解し、記憶しようと思わなくてもなんとなく覚えてしまってませんか?)
もう、ここまでご説明したらお分かり頂けたと思います。
その理解できない「音(言葉)」を体(脳)に定着するまで繰り返し聞きあとは、日本人ですから日本語は得意ですので、その言葉の意味(日本語)を覚えるだけで、かんたんに覚えることができてしまうのです。
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