とプログラミングされていればそういうイメージデータが潜在意識から瞬時に送られてきます。表層意識ではそれに反応し「やめた!」という意思表示をします。
しかし、あなたのセルフイメージに「自分は頭があまりよくないが、こつこつ努力をしていろんな事を成就させてきた。今回もこつこつ頑張れば何とかなると思う。」とプログラミングされていればそういうイメージデータが潜在意識から瞬時に送られます。それに反応した表層意識は「よし、やってみよう」と意思表示をします。
つまり、今までの様々な体験を通し、人から言われた事、自分で感じたことの集大成が「自分はこういう人間である」というセルフイメージとしてプログラミングされています。このセルフイメージが普段意識している表層意識を背後でまるで黒幕のように大きな影響を与えているというわけです。
では、このセルフイメージにプログラムされている内容を書き換える事ができたらどうなるでしょうか?
当然潜在意識から送られてくるデータがかわりますので表層意識で普段の思考パターンや行動パターンはそれに応じて変化します。しかし、パソコンのプログラムは書き換えたりバージョンアップしたソフトに交換すればすみますが、人間の意識はそういうわけにはいきません。
例えば、「私はもの憶えが悪く頭も悪い」というセルフイメージをもっている人がいたとします。この人が「私は記憶力が抜群で頭の回転も速い」と言いきかせたとしても「うそつくな!!ついこの間ももの忘れしてるし、失敗ばかりで頭も悪いじゃないか!」と今までのセルフイメージから強い反発がやってきて、全く受け入れる余地がありません。
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