自分の頭に自信がでるとピンチになっても慌てず騒がずあきらめず、必ず事態を逆転させるアイディアを出す事ができます。
しかし、自分の頭に自信がないと、いくら考えても良いアイディアが出ず、やはり諦めが入ります。
実際、ピンチになって打開策を考えたり、何らかのアイディアを考えようとするとき「何とかしなくては」と焦りが働き、肩に力が入り脳波はβ波になります。
β波になると自分の考えが普通に及ぶ範囲でしか思考を行わず結局、打開策には至りません。
β波→「顕在意識」→左脳「日常に使用する情報」
α波→「潜在意識」→右脳「膨大な情報(左脳の100万倍)」
意識には顕在意識と潜在意識があり、顕在意識はいつも私たちがアクセスしている意識層で、左脳に対応しています。
左脳は記憶容量が小さいので、いつも使用している少ない情報の中で意識し、アイディアを考えても当たり前の「考え」しか浮かばず、突拍子もないアイディアや起死回生の打開策は浮かびようがありません。
一方、潜在意識は私たちが眠っているときにアクセスしている意識層で、右脳に対応しています。眠っている時の意識ですから起きている時はアクセス不可能ですが、脳波がミッドαとなり、十分リラックスして超集中状態になるときだけ、起きていながらアクセスできるのです。
右脳には今まで記憶した莫大な情報があり「答えを出そう」とあせらなくても、自然に最高のアイディアや起死回生の打開策が生まれます。
人が思いもつかいないアイディアで資産を築いている、たくさんの発明家が「アイディアは瞑想中にでる」と言っています。
偉大な科学者が我々と違うのは「脳」そのものではなく、考える時に出る「脳波」なのです。
ミッドαを常に出せるようにトレーニングすれば、誰もが自由に潜在意識にアクセスし、アイディアの宝庫である右脳から情報やアイディアを引き出せる事ができます。